hs-TnT測定に基づいたAMIの迅速診断- ESCの0h/3hアルゴリズム
20 6月 2020
KEY TAKEAWAYS
- 欧州心臓病学会(ESC)のガイドラインでは、高感度トロポニンが利用可能な場合は、急性心筋梗塞(AMI)に対しての0h/3hアルゴリズムを推奨しています。
- トロポニンが上昇および/または下降の動態パターンを示す場合、連続検査が必須です。
- AMIの診断については、トロポニンが正常値の患者は、基準値上限 (URL) から50%の変化が推奨されていますが、ベースライン時にトロポニン値が上昇している場合は、±20%の相対的変化が推奨されています。
- 推奨される閾値およびΔ値(変動値)はアッセイ毎に固有です。